高圧水蒸気蒸留とは

従来の抽出方法

 

・水蒸気蒸留処理法

 工業的に広く利用されている。
 100℃以下の低温で行うため、抽出物の熱による変性が起こりにくい。

 

・熱水蒸留処理法

 水を使うため、比較的簡単な抽出法。
 水蒸気蒸留法より高沸点の物質が得られる。

 

・有機溶媒抽出法

 溶媒を変更することで様々な成分が抽出できる。
 熱に対して不安定な物質の抽出に有効。

 

・超臨界二酸化炭素抽出法

 二酸化炭素が人体に無害な物質である。
 低温下で可能なため、変性が起こりにくい。
 抽出油分の分離が容易。

 

 

高圧水蒸気蒸留法は、当社で開発した手法であり、熱水蒸留法と比較してもより高沸点の物質(分子量の大きい物質)の蒸留が、有機溶媒を利用せずに行えることが利点であり、かつ抽出後に溶媒を処理することなく高濃度な抽出物を得られることに特徴がある。

 

これまで未利用となっている木質バイオマスの利活用に、コストを抑えた抽出法を加えることで、その後の抽出残渣の活用にも有効となっている。

 

 

特徴

①溶媒を一切使用せず水のみで、樹木含有抽出成分の93%以上の抽出効率。
②溶媒を使用しないので、抽出後の原料は無機成分を含む安全な土壌改良資材。
③1バッチの運転時間は、30分〜40分で効率がよく8時間で10バッチ可能である。
④産業廃棄物を一切出さないため、環境の面からも安心できる。
⑤蒸気のみでの木材や竹の製品三次元加工やボード製造が可能となる。
⑥タール成分(ホルムアルデヒド等の発ガン性物質)を一切含ませない。
⑦抽出液が油水分離せず、成分の経時変化がない抽出。